イギリス大学院留学でかかった費用の総額

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イギリス留学を実行するにあたって考えなくてはいけないことの1つはお金の問題。

大学院からの合格を貰ったところで、お金がなくては学費も生活費も払えず、留学できません。また、留学前も英語の勉強にどれだけ資本を投下するのか、パーソナルステートメントにお金を費やすのか、推薦状はどうするのか。

英語ができるだけでは駄目なので、初めから資本面についても考える必要があります。

 

今回は私がイギリス大学院留学中にでどれだけ使ったかを公開します。

 

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イギリス留学全体でかかった費用

500万円、これがイギリス大学院に留学した14ヶ月でかかった費用です。

この金額どう思いますか?思ったより高いでしょうか?それとも安いでしょうか?

私も自分で高い!と感じました。が、留学したかったので、社会人時代にコツコツと貯めました。

 

ほとんどの留学生がそうだと思いますが、私も切り詰めてこのくらいだったので、1年のイギリス大学院留学には500万円かかるとみて資本計画を立てましょう。

留学当時は1ポンドが安く130円位だったので、500万円で済みましたが、2015年の1ポンド190円の時に留学していたと考えると冷や汗がでます。

円ポンドは1年でも留学中でも大きく変動するので、両替をいつするべきかという問題も悩みの種でした。

 

ヤフーファイナンスから、2006年5月から2017年11月の円ポンドの為替レートを引っ張ってきました。

これをみると、イギリス留学に最適なのは2011年で、2008年、2016年も円高で良い感じです。逆に2007年、2015年は資金面では、かなりキツイ留学になります。

 

ただ、こういうのは振り返ってわかるもの。留学している時はわかりません。

絶対にイギリスに留学したい!と思っていたら行ける時にいった方が良いです。

 

内訳:大学院の学費

大学院の学費は212万円

 

17,000ポンドだったので、1ポンド125円として計算した金額です。

ちなみに17,000ポンドはインターナショナル生価格で、イギリス人/EU人は4分の1の4,000ポンド。うらやましいです。

しかし、2016年6月のbrexitの結果、EU studentの学費はどの方向に向かうのでしょうか。どちらにせよ日本人は関係なく、高額の授業料を払わなくてはいけません。  

 

インターナショナル生といって、われわれ日本人にはなんとか頑張れば払えますが、日本よりもGDPが低い国は厳しいです。

アジア諸国の友人で留学ができるのは、頭が良くスカラシップを貰っているか、親が金持ちか、です。

スカラシップがもらえない人、親が金持ちでない人は、留学すら難しいので、資金面においてはは、日本人は恵まれています。500万円は頑張れば貯められる金額です。

 

内訳:イギリスでの生活費

生活費は175万円

14,000ポンド(1ヶ月1000ポンドで14ヶ月)。1ポンド125円とすると175万円です。

家賃が550ポンドで、450ポンドで食費、光熱費、水道代です。

 

内訳:プリセッショナル費用

プリセッショナル費用は26万円

 

プリセッショナル費用とアコモデーション費用になります。あとは別途、生活費がかかります。

 

6週間のプリセッショナル費用。

 

6週間のアコモデーション費用。

 

内訳:もろもろ

もろもろで87万

もろもろにはプリセッショナル中の生活費、ビザ更新代、家具代、旅行が含まれます。

イギリスはヨーロッパ旅行が日本から行くよりも安く行くことができます。

これはまたとないチャンスです!

日本に帰ってきてしまうと、何倍ものお金をかけて行くことになるので、ながーい目で見れば節約できます。ただしイギリスにいると、感覚が麻痺して、めんどくさいし、行かなくてもいっか、という状態になります。が、行くべきです。

 

留学費用の総額

トータルすると500万円です。高い買い物ですねー。

・大学院の学費:212万円

・生活費:175万円

・プリセッショナル費用:26万円

・もろもろ:87万

 

これらは社会人になって貯めました。500万円プラス1年分の生活費くらいは貯めていたと思います。留学したからといっても就職できるとは限りません

帰国して無職になっても1年は生活できるくらいはありました。留学しても高給取りにはなれませんからね。

 

留学しなかった場合に働いて貯められるお金のことを考えると機会損失は大きいです。が、それを人生100年で見た時に大きいととるか、小さいととるか、ですよね。私は80年分の1年は小さいと踏んで、留学に踏み切りました

参考記事:大学院留学を悩んでいる社会人は留学すべき 

 

 

悩む両替のタイミング

日本円からポンドへの効率的な両替タイミング これはわからないですね。為替の見極めはプロでも難しいので、素人は太刀打ちできません。しかし、両替は極力FXの方が銀行よりもお得です。

 

両替する時は手数料を抑えるためにFXを使いました。FXは損するというイメージがありますが、両替に使うだけだったら損はしません、むしろ手数料が銀行よりもかなり安いです。タイミングはわからないので、両替する手数料をいかに安くすませるかに注力しました。   日本円からポンドに両替して送信したのは3回です。

・留学前にトラベラーズチェック発行: 2,000ポンド(1ポンド=125円)

・プリセッショナル中にFXで両替、citibankからHSBCに送金:27,500ポンド(1ポンド=125円)

・翌年の6月にFXで両替、citibankからHSBCに送金:4,000ポンド(1ポンド=155円)  

 

わたしの両替した方法については下記記事を参考にどうぞ。おそらく一番手数料の少ない方法です。

円からポンドへの両替は銀行を使うと10万円損をする

イギリスのHSBC銀行から新生銀行へのポンドの送金方法 

 

結果的に見ると留学前にポンドに全て両替しておけばよかったことになりますが、こればっかりは運ですね。どれくらい費用がかかるのか計算するのも必要ですが、どのように両替すれば一番ベストなのかも考える必要があります。

 

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