イギリス留学中に危険な目に会った話

留学中
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イギリスの治安は良いのでしょうか?

外務省のサイトに国ごとの海外安全ホームページという公式のページがあります。イギリスの情報はここです。

2013年のデータでは、日本とイギリスの人口を同じにし、単純比較してみました。

すると、犯罪件数は日本の約6倍です。多いですね。

 

そんな私はイギリスの留学中に危ない目に2回ありました。

1年とちょいで2回なので多い方かもしれません。

 

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図書館からの帰り道に強盗に会う

図書館から寮に帰宅する際に起こりました。

図書館から寮は徒歩で10分ほどの道で、昼間は明るく人通りもあります。

しかし、夜になると一変して暗く、人通りがぱたりと途絶えてしまうような道です。私は、その道を22時ごろ歩いていました。

 

ちょうど、図書館と寮の間くらいでしょうか。歩いていると向こうから2人組が歩いてくるのが見えました。

 

初めはただの通行人だと思いました。

しかし、よくよくみてみると彼らは覆面をしていました。明らかにおかしい、そう思いました。

当時は、ハロウィーンの仮装の時期とは程遠く覆面をする意味がありません。寮で飲んだ帰りかな、とも思いましたが、彼らがアルコールを飲んで浮かれている気配は一切感じません。

 

これはやばい!と思いつつも、いきなり逃げたらおかしな日本人だと思われるので、なんとか早足で追い抜こうとしました。いま思えば、疑惑を感じたら走って逃げる、が正解ですね。

 

彼らは一言。「iphone」

 

彼らはiphone狩りでした。

 

一瞬でやばさを感じた私は、ダッシュしました。

勉強道具がカバンに詰まって重かったですし、

イギリスに来てから運動らしいことをしていません。

 

ですが、逃げるしかない、と。

 

2人組は後ろから追いかけてきて、「fuck」とか「wait」とか叫びながら追ってきていましたが、どうにか逃げ切ることができました。

 

彼らは間違いなく強盗でした。

生まれて初めての強盗はイギリスでした。イギリス人かはわかりません。

 

捕まっていたら、と思うとぞっとします。携帯、財布は盗られていたことでしょう。殺されはしないまでも殴られていたかもしれません。

 

大学に入学していきなり強盗にあったら心理的なダメージは大きかったかと思います。

 

後日、大学から私が強盗に出会った道を通った学生が何人もやられている、というメールが送信されてきました。

対策としては、大勢で帰る、や明るいうちに帰る、だった気がします。

大学からの公式メールに強盗に注意!というのは日本では考えられないですね。

 

 

スーパーに行く道でちびっ子ギャングに会う

2回目の恐怖体験は寮からスーパーに向かっている時です。

相手は少年の2人組だったのですごく危険、というほどではありませんでしたが、

恐怖を感じました。

 

昼間、寮からスーパーに行く際に道の途中にいた2人の少年達は

私に何か言いながら消しゴムのカスのようなものを投げてきました。

 

少年なので大丈夫かな、と思っていましたがしつこかったので、

大きく足を踏み出して威嚇しました。

 

その際に少年のうちの1人がころんで膝を擦りむいて痛がっていました。

その後、ワーワー言っていましたが、私は早足でスーパーに向かいました。

 

スーパーに到着し、もう大丈夫かな、と安心したところ、

運の悪いことにさっきの2人組もスーパーにいました。

 

私は彼らを無視しながら買い物を続けました。

その間に店員に何か言っていましたが、私がスーパーを出る時に店員が私に対して何か言うことはありませんでした。

 

 

まとめ

私は2回、危険な目に会いましたが運良くどちらもことなきを得ました。

ただ、一歩間違っていたら留学生活がどうなっていたかわかりません。

 

初めての留学生活ですし、自分だけは大丈夫、と高を括るのではなく、

日本よりも犯罪の発生率は高いのだ、ということを心において行動すべきかと思います。

 

 

これは私ではないのですが、短期留学していた日本人がレイプにあったしまったという話を小耳に挟みました。日本のニュースでは報道されていませんが、イギリスのサイトでは掲載されていました。

 

留学生活を成功させるためにはこのような情報も必要です。これは日本にいても当てはまりますね。気をつけ過ぎることはありません。

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