IELTSの点数が条件を満たしていない場合は、大学院が始まる前にPre sessionalコースを受講する必要があります。その場合、VISAを延長する手続きが必要になります。VISAの延長は長い道のりですが、やるしかありません。
9月下旬:大学へVISA延長の必要書類の提出
必要書類は証明写真、銀行の残高証明書、application form、そして申請料として£386です。延長費用が高いです。必要書類のチェックは大学の事務がやってくれます。
証明写真の取得
証明写真は3ヶ月以内(?)との指定がありました。日本でPre sessional用のVISAを取得したのが7月。証明写真は7月に撮っていたので、その時の写真でも大丈夫です。ただ、なんとなくイギリスの証明写真の方がよかろう、と考えイギリスで撮りました。
日本のようにセルフ証明写真がないため、街の写真屋さんに行きました。学生カードを提示するとディスカウントしてくれました。ただ、品質は、、、悪いです!
残高証明書の取得
残高証明書はイギリスで暮らしていくのに十分な金額(living cost)が銀行にあるよね、という証明です。
当時、残高証明書には£9,000くらい預けている必要がありました。残高証明書を取得する9月下旬は授業料や家賃を支払うかどうかの時期です。授業料や家賃を支払った後でも関係無くliving costは規定の額以上維持されている必要があります。
1年間分の費用を始めに持ってきていない人は、残高証明書を授業料、家賃を支払う前の9月上旬にもらっておくと良いと思います。
(2016年9月11日更新)
2016年度、ロンドンでは月に£1,265、ロンドン以外では£1,015必要です。9ヶ月分必要なので、£11385、£9,135となります。
VISAの申請料を銀行で払う
申請料て£386の支払い方法はPostal orderのなる小切手のようなものの発行です。
Postal orderには宛先を設定でき、これをUKBA(UK Border Agency )にすることで申請料を納めます。発行は郵便局か銀行。郵便局での発行は手数料を徴収されるので、銀行がベターとの情報を貰ったのでメインバンクのHSBCにて発行しました。
延長VISAの申請
延長VISAの申請書チェックは1人1人に対してアポイントメントをとり大学側がやってくれました。
このチェックは申請書の不備があるか、ないか、です。残高証明は大学側がコントロールできるものでは無いので、pre sessional中に口座に置いておくべき期間、金額を確認しておいた方がよいでしょう。申請書に不備があって再度申請する場合は、サイド£386払って申請しなければなりません。ただ、私の周りではそのような人はいなかったので、意外と何とかなります。
10月下旬:VISA更新に必要な情報の登録
UKBAよりVISA更新に必要なバイオメトリクス認証(指紋、眼球の虹彩)及びサイン、証明写真の登録をしてくださいとの郵便物が届きます。これらの登録は最寄りの郵便局にある専用の機械ですることができます。イギリスは移民が多いために郵便局にもこのような機械が設置してあるのでしょう。登録には£19.20かかりました。
郵便局のサイトにバイオメトリクス認証の説明がありました。
12月中旬:VISAの到着
UKBAから大学にVISAが郵送されてきた旨の連絡を大学からのメールで貰います。
大学に行くと封筒が渡され、その中には申請時の書類、パスポート、VISAカードが入っていました。VISAは日本で発行した時と同じようにパスポートに張られると思っていたのですが、ICチップ内蔵のカードでした。イギリスから出国を伴う旅行をする時はパスポートとともにこのVISAカードも必要ですので、イギリスから他の国に力に行くさいは、忘れずに持って行きましょう。
中国などの特定の国からの留学生はこの後、警察に登録する必要があります。日本は特定の国には入っていません。この登録には£30かかるので友人の中国人はどこまで金を徴収するのかと怒っていました。
これらの国が警察に届け出が必要な国です。日本は入っていません。
https://www.gov.uk/register-with-the-police
まとめ
VISAの申請からカード取得までは噂通り3ヶ月程かかりました。
冬休み前にはパスポートが手に届くので冬休みに旅行に行きたい人はイギリスから出国することはできますが、ぎりぎりなのが怖いです。ちなみにVISA申請時の写真はカードには使用されておらず、10月下旬に郵便局で登録した写真が使用されていました。申請書を送付する際の写真の意味が無いですね。
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