イギリスの大学院で落第しかけた話

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成績はテスト、プレゼン、エッセイの合計値で算出されます。これが一定の水準を下回るとFailとなって単位が貰えません。

 

 

私の学科のFailの基準

大学院の授業では、レポート+プレゼン+テストのトータルスコアが60%以下だとFailとなり、単位に認定されません。そしてFailを2つ取ってしまった場合は、学位が授与されません。

 

 

私は学位が授与されないFailを2つ取ってしまった

謳っているだけで、そうそうFailはつかないだろうと思いきや私はFailを2つ取ってしましました。Failをとったのはレポート+プレゼン+テストの合計で判断する授業でした。レポートとプレゼンはまずまずだったのですが、テストで失敗してしまいまいた。テストの比率が6割と高かったので、総合的にFailになりました。

 

 

テストはなく、プレゼンとレポートのみで判断する学科もあるようでしたので、テストが有るか無いかは学科によります。

 

 

問答無用で学位をくれないのか?

 Failを2つ取ってしまった時点で気分は最悪でした。今までの苦労が!学科のサイトをよく読んでみました。

Failを2つ取ってしまった場合の救済措置としては、来年同じテストを受験することができる。

 

 

来年ってなんだそれ。テストの勉強は日本でして、テストだけ受験しにUKにわざわざ来るのか、向こう1年の肩書きは、この状態で就職できるのか、とか色々なことが頭をよぎりました。

 

 

しかし大学側は救済策を持っていて9月に追試が実施されるとのことでした。卒論は8月下旬に提出するので、そこから再度テスト勉強をしました。周りの友人が卒論を提出し、浮かれていた時に私は図書館で勉強していました。追試の周りに何人かいましたが、少数派でしたね。卒論提出から帰国までの間、自由を謳歌できると思ってたので、悲しい思い出です。

 

 

追試は費用が発生する

追試は無料ではありません。1教科につき8000円くらいしました。他の大学院では、どんなに追試を受けようとも一定の金額を徴収するところもあったようです。沢山Failを取ってしまった人には追試料が一定の方が良いですね。追試の結果が判明したのは10月だったので、帰国してからも修士が取得できているか、いないのかわからない状態でした。UKに残っていたとしても仕方無い&家の契約が切れるので帰国はしていました。  

 

 

結果としてOK

結果的には無事に2つともPassとなり卒業できました。同じ学科の人は全員Passしたようです。ただ、Passしなかったらと考えるとそれだけで恐ろしいです。実際に大学院を卒業できなかったという人は周りにいませんし、ブログでもみたことがありません。やばそうだったけど、大丈夫だったというのは見ます。

 

 

落第する人はいそうですが、それは流石に隠すものかもしれません。高い授業料を支払って学位をもらえなかったといったらかっこ悪いですし。ブログも最後の最後で落ちた!とは書かないのでしょう。私は本当にFailを取って落ちそうだったけど、大丈夫だったということで自慢はできません。

 

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