私は思いますというと英語で言うとき、I think、I guess、I suppose、I reckonがあってどれを使えばよいか迷うときはないですか。どれも同じ意味だと思いきやニュアンスが異なります。場面、場面で適切なフレーズを使えるようにしましょう。
英語の “think”, “guess”, “suppose”, “reckon” の違いについて説明します。
reckon
「reckon」は、アメリカでは滅多に使われないフレーズです。西部劇の映画で時々使われたり、オーストラリアのネイティブが使うことがあるくらいです。古い言葉です。しかし、イギリスでは使うフレーズなので、イギリス留学時には使っても大丈夫です。
例:
- I reckon it’s going to rain soon. (雨がもうすぐ降りそうだと思う。)
- I reckon we should take the bus instead of walking. (歩くよりもバスに乗ったほうがいいと思う。)
- I reckon he’ll be a great fit for the job. (彼はその仕事にとても適任だと思う。)
think
「think」は、確実そうなことについて述べる時に使います。また、意見を述べる前にも使います。
例:
- I think we should order some pizza for dinner. (夕食にピザを注文したらどうかと思う。)
- I think you’re right about the solution to the problem. (その問題の解決策については、あなたの意見が正しいと思います。)
- I think it’s important to spend time with family and friends. (家族や友人と過ごす時間は大切だと思います。)
guess
「guess」は、「think」よりも確信度が低いときに使います。裏付けや充分な情報がないときに使われます。
例:
- I guess we’ll have to reschedule the meeting for next week. (来週にミーティングを再調整しなければならないと思います。)
- I guess it’s going to take longer than we thought to finish the project. (プロジェクトを終えるのに、思ったよりも時間がかかると思います。)
- I guess she’s not coming to the party tonight. (今夜のパーティーに彼女は来ないだろうと思います。)
suppose
「suppose」は、「guess」のフォーマルな言い方です。公式な場、プレゼン、ディスカッションでは「I guess」よりも「I suppose」を使うことが推奨されます。
例:
- I suppose you’re right about the benefits of exercise. (運動の効果については、あなたの言う通りだと思います。)
- I suppose we could try the new restaurant for lunch. (ランチに新しいレストランに行ってみるのもいいと思います。)
- I suppose he must have forgotten about the meeting. (彼はミーティングのことを忘れたのだろうと思います。)
まとめ
「guess」と「suppose」は、基本的に同じ意味を持ちますが、「suppose」は少しフォーマルな印象があります。「guess」は日常会話でよく使われ、不確実性が高いものに対して使用されることが多いです。
例えば、「I guess it will rain tomorrow」(明日は雨が降ると思う)のように、情報に根拠があまりない場合に使われます。
一方、「suppose」は「I suppose you are right」(あなたの言うことは正しいと思う)のように、より正確な情報がある場合に使用されることが多いです。
「think」と「reckon」は、両方とも意見を述べるために使用されます。「think」はより一般的で、日常会話や公式な場でも使用されます。一方、「reckon」は、アメリカではあまり使われない言葉ですが、イギリス英語ではよく使われます。
例えば、「I reckon it will take about two hours to get there」(そこへ行くのに2時間くらいかかると思います)のように使われます。
このように、「think」、「guess」、「suppose」、「reckon」は、微妙に違うニュアンスがあります。適切な文脈に応じて使用することが大切です。
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