タイムズ・ハイヤー・エデュケーション２０１６－２０１７年版でイギリスと日本に絞った大学ランキング表

イギリスの高等教育情報誌であるタイムズ・ハイヤー・エデュケーションが、２０１６－２０１７年版の世界の大学ランキング１位から９８０位まで発表しました。

タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの世界大学ランキング

イギリスの大学は９１校、日本の大学は６９校がランクイン

９８０校の内で、イギリスの大学は９１校ランクインし、２００位以内には３２校。一方、日本の大学は６９校ランクインし、１００以内には３９位の東京大学と９１位の京都大学の２校のみです。タイムズ・ハイヤー・エデュケーションは、２００位以内はelite groupとしてみなしているので、２００位以内かどうかは重要なポイントです。

公式サイトに国別のランキング数の図がありました。

We map university density on an international scale（World University Rankings 2016-2017: results announced）

ランキングに掲載されている大学数だけで言えば、アメリカ１位、イギリス２位、日本３位です。ただ日本はランキング下位の大学が多いのが残念な所です。

今回、オックスフォード大学が１位になりました。イギリスの大学がランキングの１位になったことは１２年の歴史で初めてのことです。

全体の傾向として顕著なのが、アジア圏の大学の躍進。Chinese University of Hong Kong、Korea Advanced Institute of Science and Technologyが１００位以内にランクインし、 City University of Hong Kong、University of Science and Technology of China、Fudan University and Hong Kong Polytechnic Universityの４つの大学が２００位以内にランクインしました。

中国のPeking Universityは２９位（前年は４２位）、Tsinghua Universityは３５位（前年は４７位）、 National University of Singaporeは２４位です。東京大学は３９位なので順位だけみると、どんどんアジア圏の大学に追い越されていますね。

イギリスと日本の大学に絞ったランキング

イギリスと日本の大学に絞ってランキング表を作りました。イギリスと日本の大学で同じようなレベルの所を比較しようかと作ってみたのですが、イギリス強し、ですね。志望校を決める１つの指針にしてみてください。