イギリスの大学院を目指している方に対して、学科選びの参考になりそうな記事がありました。
大学院での修士号取得は、キャリア転換や、現キャリアでのステップアップにつながり得る。しかし、大学院に投資する前に、その修士課程を修了したら何が得られるかを真剣に考えることが大切だ。なぜなら、修士号の中には、他よりも価値のあるものがあるからだ。
イギリスの大学院に行く日本人には当てはまらない
ペイスケールはアメリカの調査会社なので、もちろん英語で調査しています。
なので、わたしたちのようにイギリスの大学院に行く日本人というセグメントでみた場合、このランキングがそっくりそのまま当てはまるわけではありません。
ペイスケールで記事の元になったようなランキングがありましたが、これは大学院ではなく、大学のランキングでした。
Highest Paying Bachelor Degrees by Salary Potential
1位から3位までは次のようなランキングです。
1位 石油エンジニア
2位 アクリュアリー数学
3位 アクチュアリー科学
記事の大学院のマスターのランキングとも違う顔ぶれで、どれも日本ではあまり馴染みがない学科ですね。マスターと学位で相関関係があまりないようです。本当に学位とマスターの相関関係がないのかはわかりません。
重要なランキング
当てはまらないといっても、世界的に求められているスキルはこのランキングからはわかります。
記事の修士号トップの生体工学は日本では、メジャーではありません。どちらかというと日本ではまだコンピューターサイエンスが主流でしょうか。
コンピューターサイエンスは専門学校でも学べる雰囲気は日本ではあります。しかし、海外の会社を選択肢の一つと考えた時は、コンピューターサイエンスの学位/マスターを持っていると強いです。
まとめ
イギリスの大学院に向けて、どの学部を選ぶかは、自分の勉強したい分野はどれか、ということです。
そうはいっても、お金が無ければ生活はできないので、妥協点をどこにセットするかが重要ですね。
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