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「スコアは何とか取れたけど、本当に授業についていけるのかな」
「現地で英語が聞き取れなくて、ディスカッションで置物になったらどうしよう」
留学を控えた人の投稿を見ていると、こうした不安をよく見かけます。特に多いのが、話すことより「聞き取れない」ことへの不安です。
私は30歳手前で会社を辞めて、イギリスの大学院に14ヶ月留学しました(転職するか、留学するか、それが問題)。ただし、英語力は「ギリギリ」でした。IELTSはoverallで0.5足りず、6週間のプリセッショナルコースに通ってからの入学でした。
英語力がギリギリでも、何とかなりました。ただ、かなり苦労もしました(笑)。この記事では、私の実体験と2026年の最新情報をあわせて、英語に不安がある人が今からできる準備をまとめます。
私の英語力は本当にギリギリだった
まずは、留学前の私の英語力から。
- IELTS初受験はoverall 4.5(ドイツ語話者がIELTSの平均スコアが1位)
- 公式問題集を回して最終的にoverall 6.5(IELTSブログ一覧)
- それでも出願先の条件に0.5足りず、6週間のプリセッショナルへ
ちなみにイギリスを選んだのは、1年で修士が取れるから。社会人が貯金で行くには、2年は資金的に厳しかったんです(大学院留学を悩んでいる社会人は留学すべき)。実際、14ヶ月の留学でかかった費用は総額500万円ほど。そのうちプリセッショナルの費用が26万円でした(イギリス大学院留学でかかった費用の総額)。これだけお金がかかるからこそ、英語の準備不足で損をしたくない気持ちはよくわかります。
留学前は、日本人以外とほとんど話したことがありませんでした。「日本にいながら話せるようになる人もいるけれど、私には甘えがあって話せなかった」というのが正直なところです。
プリセッショナルで感じたこと
プリセッショナルは、大学院が始まる前に通う英語の準備コースです。私のクラスは中国人14人、フランス人1人、日本人は私1人という構成でした。授業はIELTSと同じくリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングに分かれていて、毎日15時ごろまで。
日本人以外と話すことに慣れる意味では、良いステップでした。一方で、初めての海外暮らし、初めての共同キッチンにも慣れず、生活するだけで精一杯で、放課後の自習はほとんどできませんでした。最終日のテストはIELTSより易しく感じました。
費用は学費£1,500と寮費£650。正直、そこまで払う価値があったかというと、私は「なかったかな」と感じています(プリセッショナルコースには行くべきか)。
大学院の授業は「落第寸前」だった
大学院の授業は、レポート・プレゼン・テストの合計が60%未満だとFail(単位なし)。Failが2つで学位がもらえません。
私はそのFailを2つ取ってしまいました。卒論を出したあと、周りが浮かれているなか、私は一人で図書館にこもり、9月の追試で何とか合格。追試は1教科8,000円くらいかかりました(イギリスの大学院で落第しかけた話)。
英語力がギリギリだと、私のように追試を受けることもあります。でも、救済策はあります。最後まで粘れば学位は取れる。これも事実です。
それでも留学してよかったと思える理由
留学を終えても、ペラペラにはなれませんでした。それでも「軽い意思疎通」はできるようになり、英語でいろんな国の人とやり取りできるようになった実感は大きかったです(社会人になってから大学院に留学して良かったこと)。
仲良くなったマレーシア人の友人を家に招いてお好み焼きを作ったり、B&Bを経営する60歳くらいの女性とLanguage Exchangeをしたり(Language Exchangeしていた人との再会)。授業以外にも、自分から英語を使う機会を作れたことが、私には一番大きかったです。
2026年に留学する人が知っておきたい最新情報
私が留学した頃と比べ、費用も制度もかなり変わりました。
プリセッショナルの費用は大きく上がっている
例としてWarwick大学の2026年のプリセッショナル(大学院進学者向け)の学費は次のとおりです。宿泊費は別です。
| コース | 学費 |
|---|---|
| 4週間 | £2,380 |
| 6週間(対面・オンライン) | £3,570 |
| 10週間 | £5,950 |
私が払った£1,500と比べると、倍以上です。6週間コースでも入学条件(例:Band AのコースならIELTS 6.0、各技能5.5以上)があり、One Skill Retakeのスコアは使えないと明記されています。プリセッショナルに頼るより、出発前にスコアを取り切る方が費用面では有利です。
IELTSは受け直しやすくなった
日本ではIELTSのペーパー版が2026年8月で終了し、コンピューター版(受験料29,700円)に一本化されました。1技能だけ受け直せるOne Skill Retake(19,250円)もあります。ただし、出願先が認めているかは必ず確認してください。
ビザと卒業後の就労ビザ
学生ビザでは、学位レベル以上のコースならCEFRのB2相当の英語力が求められます(大学による英語力の評価で証明できる場合もあります)。また卒業後に働けるGraduate visaは、2026年12月31日までの申請なら2年、2027年1月1日以降の申請は18ヶ月に短縮されます。
英語に不安がある人が出発前にやること
最後に、今の私が出発前の自分にすすめたいことです。
- スコアを取り切る:プリセッショナルは高い。One Skill Retakeも視野に入れる
- ディスカッションに慣れる:オンライン英会話でニュース教材を使い、「意見を言う」練習をしておく
- 聞き取りの準備をする:AIや英語ニュースで、速い英語と多様なアクセントに慣れておく
- 授業以外の居場所を作る:Language Exchangeなど、英語を使う場を現地で自分から作る
英語力ギリギリでも、留学はできます。私がその証拠です(笑)。ただ、準備をしておくほど現地で楽になるのも事実。不安な人ほど、今日から少しずつ準備を始めてみてください。
参考情報(2026年10月確認)
- Dates and Fees | Pre-Sessional English Programme(University of Warwick)
- 6-Week Postgraduate Pre-sessional English(University of Warwick)
- 受験案内|IELTS公式サイト(日本英語検定協会)
- IELTS受験料改定のお知らせ(日本英語検定協会)
- Student visa: Knowledge of English(GOV.UK)
- Immigration Rules Appendix English Language(GOV.UK)
- Graduate visa: Overview(GOV.UK)

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