モロッコ-現地のサハラ砂漠ツアー

留学を終えて
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モロッコの

 
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モロッコへの旅行

留学した効果が少し現れたと感じたのは、モロッコ旅行でした。モロッコにはサハラ砂漠があります。サハラ砂漠は、もちろん聞いたことはあったのですが、それがモロッコにある、ということは30歳で初めて知りました。モロッコには留学が終わって日本への帰国途中で行きました。

 

 

サハラ砂漠ツアー

モロッコではもちろん、サハラ砂漠横断ツアーを申し込みました。ツアーの内容はモロッコのマラケシュ発でサハラ砂漠の入り口(?)からオアシスにラクダで行き、そこで1泊し、ラクダに乗って戻ってくる工程のツアーでした。ツアーには、ネットから申し込みましたが、街でもツアーの勧誘が多かったので、事前にネットで申し込む必要はなかったのかと思います。

 

 

ラクダ不足

私の場合、行きはなんとラクダが足りなくなってしまいました。多分、各ツアー会社が共有のラクダ牧場と契約を結んでおり、ラクダのカウントの仕方が大雑把だったのでしょう。ラクダに乗れなかったのは私の他にもいました。彼らの一人は、夕暮れ時のラクダに乗りたい!と文句を言っていましたが、無いラクダを呼び出すことはできませんでした。確かに夕暮れにラクダに乗るチャンスはそれきりです。文句が言えない私は黙ってきいていました。

 

 

ラクダの代わりにジープ

ほどなくして、ツアー担当者はラクダの代わりにジープを持ってきました。なんと、サハラ砂漠をジープで縦横無尽に走り回ってオアシスまで連れてってくれました。ジープには上に乗せられました。シートベルトはもちろんなく、手すりだけです。法律の厳しい日本ではできない荒技でしょう。シートベルトがないため、片手で手すりに捕まり、片手でカメラを持つ非常に安定しない乗り方で少し怖かったですが、満足ゆくものでした。

 

 

帰りにやっとラクダに乗る

オアシスからの帰りには無事にラクダに乗れたので、ジープとラクダの両方乗れて満足です。寧ろ、ラクダを行き帰りに2回乗らなくて良かったです。初めてのラクダは尻が痛くなり、乗りごごちの良いものではありませんでした。

 

 

サハラ砂漠からの夕日

サハラ砂漠の砂丘の上から夕日が沈む所を見ていたら、フンコロガシがいました。私が「フンコロガシ」だ、いうより先に、ツアーガイドである遊牧民が「フンコロガシ」と発しました。過去にツアーに参加した日本人が教えたのでしょう。何故私がフンコロガシを知っていたのかは覚えていませんが、エリマキトカゲやらウーパールーパーとともに流行った動物だったのかもしれません。

 

遊牧民についてガイドと話す

ツアーガイドの内の一人と遊牧民について聞いてみました。彼を含めて遊牧民は、義務教育を受けていないそうです。ただ彼は、公用語であるアラビア語とベルベル語の他にフランス語も話せ、大小含めると10ヶ国語を話せるようです。凄まじいです。

 

しかし、病院には行ったことがなく、怪我をした時はそこらへんに生えている特定の草(名前は忘れてしまいましたが)を傷口に当てるだけとのことでした。日本の国民皆保険よりもずいぶん遅れています。

 

 

日本で10ヶ国語を話せる人はそういるものではありませんし、話せれば給料の良い仕事はあります。もし、彼が日本に生まれてきたら10ヶ国語を学ぶ機会はそうあるものではなかったでしょう。どちらが良いのかということはありますが、教育と暮らしは比例するものではないということを肌で感じました。

 

 

サハラ砂漠のオアシスでは、遊牧民達は砂漠に大きな布に包まって寝ていました。天井のあるコテージに泊まるよりも、壮大な砂漠の下で寝てみたいという気持ちもありましが、実践する勇気もなく、コテージでおとなしく寝ました。

 

モロッコのケンタッキー

ちなみにモロッコで、ケンタッキーフライドチキンに行ったら、「100%ハラル」との表記がありました。モロッコの国教はイスラム教なので、肉がハラルであるかは重要です。ハラルの意味は、留学中にイスラム教徒の友人ができたので、知っていました。これは留学前の宗教に関する無知もありますが、留学して良かったことの一つです。

 

 

英語は慣れの部分が大きい

留学して良かったのは英語を話す度胸がつき、そして世界に対して興味を持つようになったことです。モロッコ旅行を留学前に行っていたら、ガイドと話す努力をしなかったでしょう。そして100%ハラルという単語に気づくこともなかったでしょう。留学する目的は人それぞれですが、短期留学であれ、長期留学であれ、否応無く、英語を話す度胸がつく、世界に興味を持つようになるのは、短い人生の中で良いスパイスに私はなりました。

 

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